『3S』の意味と実施ステップ
整理
いつも使用するモノ・あまり使用しないモノ・要らないモノに分類し、要らないモノは廃棄する。
清掃
(使った後は)次に何時でも使用できる状態にしておく。
整頓
即座に取り出せるようにしておく。
大切なことは、必ずこの順番で実施することである。
私は、コンサルティング活動を依頼された会社や工場、また、セミナーにおいても、『3S』を次のような言葉で説明している。
「皆さんは、普段着ているものが汚れたらどのようにされますか?
汚れたものと汚れていないものを取り換え、汚れたものは洗濯し、乾いたのち必要ならアイロンをあて、畳んで、大人や子供それぞれの決まった場所(タンス・引き出し等)に仕舞うでしょ。
つまり、
汚れたものと汚れていないものを取り換える。・・・これが、『整理』です。
次に、汚れたものは洗濯し、乾いたのち必要ならアイロンをあて、畳む。・・・これが『清掃』です。
(使った後は)何時でも使用できる状態にしておくわけです。
そして、大人や子供の決まった場所(タンス・引き出し等)に仕舞う。・・・これが『整頓』です。
即座に取り出せるようにしておくわけです。
『3S』への取り組みといっても何ら難しいことではなく、皆さんが普段家庭で行っていることを、会社で自分の仕事として実践して頂けば良いのです。」
このような説明を行いながら、『3S』活動を実践し、その成果は、「Before」&「After」の形で「写真」で表示しています。
所謂、『3S・見える化』です。