原価管理の意味

 

 原価管理の意味のは、漠然としている。

専門書等によれば、次の二つの解釈がある。

狭義の意味は、生産工程において直接的に把握できる原価の管理を意味する。

(例えば、材料費や工数等)

広義の意味は、事業活動全体に発生する費用の管理を意味する。

 

原価管理を正しく行うためには、まず、管理すべき原価とは何か。

次に、管理とは何かを十分に理解しておかねばならない。

原価とは、一般的に次のように定義されている。

「原価とは、企業が企業目的を達成するために行った、企画・設計・生産・販売・サービス活動において消費された、価値全体である」

つまり、管理の対象となる原価は、企業内において発生するすべての費用である。

直接的に把握できる先の、材料費や工数等は、原価の一部を構成するものである。

また、原価が企業目的達成のために消費される価値であるとすると、その企業目的とは、利益の追求である。