~『感動でとめどなく涙がでた』~
先月、月に一度の経営戦略研究会で、友人(以下Aさんとする)とお会いした。
その席でAさんが、今読んでいる本の題名を知っているかと、私に聞いた。
Aさん:「日本でいちばん大切にしたい会社」っていう本知ってる?
私:「なに、それ」
Aさん:「ええ~?知らないの?」
私:「教えてよ」
Aさん:「こんな有名な本も読まないでコンサルしてるの?」
私:「ゴメン、だから教えてよ」
Aさん:「駄目だよ、それじゃ~」
このようないきさつから私が出会ったのが、以下の本である。
題名:「日本でいちばん大切にしたい会社」
著者:坂本光司、出版:あさ出版
翌日退社後、三軒目の本屋でかの本を見つけた。
既に、二巻目が出版されていた。
二巻目は、本年一月二十六日の発行である。
私はこの二巻を買い求め、夜半から読み始めた。
涙が止まらない。
途中でやめることも出来ず、朝までかかって読んでしまった。
自分が経営者として、これほど真剣に自分の会社と向きあっていただろうか。
起業の思いを自分に問いかけた。
なぜ起業したのか?
その目的は、純粋で明確か?
経営理念は、ゆるぎないものか?
世間から受け入れられるものか?
とにかく、原点にかえって考えさせてくれる本である。
諺に、「出会うべき人には必ず逢える。一瞬早すぎず、一瞬遅すぎず。」というのがある。
私は、これは本にも当てはまると思った。
この本がまさしくそうである。
既に二冊とも読み終え、心ひかれる個所はノートした。
さらに、別の友人三名にもこの本を紹介した。
今はただただAさんに感謝。
ありがとうございました。
深謝、深謝。