Q:先日、親会社のA資材部長さんから、「作業者の歩行(立ち歩き)が多い」という指摘を受けました。
私も以前から感じていたことです。
生産は上らんし、見学者やお客様の見た目にも悪い。
何とかしたいんやけどな。

 

まず歩行動作について、次の確認をしてください。

 

①仕事に必要なものか?

 

②仕事に不必要なものか?

 

そして、前者①の場合でしたら、さらに次の確認をしてください。

 

  1)部品や材料の調達・補充が頻繁に行われていませんか?

    もしそうだとすれば、それは必要な量・回数ですか?

    部品や材料のストック場所が変更されていませんか?

 

  2)前後の工程間のバランスが悪く、作業者に手待ちが発生していませんか?

 

  3)作業者の作業時間(サイクルタイム)に、余裕が多く発生していませんか?

    もしそうだとすれば、ラインや工程間の編成を組み替える必要があります。

    その際、ロット生産やミックス生産の特徴を十分に考慮した編成をすることが重要です。

 

②の場合でしたら、対応は簡単です。

 

  作業者の作業時間(サイクルタイム)に余裕があります。

  作業の編成をやり直すべきです。

 

但し、ここで注意が必要です。

 

もしこの作業者が、絶えず自分の作業改善に気を配り、改善を心がけている人であれば、作業の再編成は、この作業者が努力して捻出した時間を奪い取り、ただ新たな作業負荷を与えることになります。

 

ここで対応を誤れば、この優秀な作業者の“やる気”を無くしてしまいます。

本来なら、他の作業者の模範となる人かもしれません。

大切なポイントですので、注意してください。